牧師室より

2025年9月

 早くも9月半ばになりまだまだ暑さが残っているものの、朝夕はしのぎやすくなってきました。狛江教会は9月はじめに創立69周年記念礼拝を捧げ、新たな決意をもって歩み始めたところです。この礼拝において「敬虔のために自分を鍛えなさい。」(テモテへの手紙一 47節b)という聖句を示されました。敬虔の喪失は、教会の世俗化の危機を招き、神にある生命の輝きを失います。御言葉に聴き祈るというシンプルな生活を大切にしていきたいと思います。

 イースターに続いて、83日(日)の平和主日礼拝において、高校生の受洗者一名が与えられました。巻頭言の聖書の言葉は、信仰入門講座の2回目で必ず受講者と一緒に読みますが、まさに天にある喜び、神の喜びが、教会に映し出される大きな喜びの時でありました。8月はキリスト教学校から多くの学生たちが教会を訪れました。また、さまざまな世代の方々が、聖書を読み始め、主日礼拝に連なり、求道しておられる方々がおられます。主イエスに出会い、神の愛を知り、洗礼の決意に導かれるようにお祈りいたします。

 今年の夏は「CSこどもキャンプ」に合わせて「教会一泊修養会」を実施しました。思い切ったチャレンジでしたが、こどもたちから高齢者まで、大自然の中で共に過ごして、本当に素晴らしい交わりのひと時となりました。

 今年も西東京教区が開催する「第16回教区音楽祭」に出演するために、7月末から第二礼拝後の練習を継続しています。約25名が参加します。今回は『心を込めて主をたたえ』と『感謝します』の2曲をお捧げします。毎回の練習においても、信仰の喜びを経験することができます。神の栄光をあらわすために、私たちの讃美が祝福されることを願います。

 これからの秋の日々、神が何を計画されているのかを楽しみにしながら、今も生きて働かれている神の御業を共に見つめたいと思います。敬愛する皆様に、主の恵みと平和をお祈りいたします。